東レが繊維を開発
素材メーカーの東レと漁網メーカーの日東製網は、リサイクルまき網を今年11月に北太平洋で試験導入すると発表した。
漁業会社の太陽エイアンドエフと協力し、2022年11月に日本企業はナイロンスクラップから漁網をリサイクルし、網生産から出る廃棄物を処理するパートナーシップを締結する。 今回、このプログラムでは使用済みのナイロン漁網から材料をさらに回収する予定で、これは両社が世界初の繊維から繊維へのリサイクル計画と説明するものである。
海に廃棄されるとゴーストネットと呼ばれるナイロン漁網を再生するさまざまな取り組みが行われてきましたが、その素材は水着、rPET、rPAなどの他の種類の製品にアップサイクルされることがよくあります。 しかし、これまでナイロン漁網を漁網糸にリサイクルすることは、海水浸漬による破片や藻類の汚染により、リサイクルの過程で繊維の強度や耐久性が低下するため、困難でした。
東レは今回、ゴーストネットから採取したナイロンを使用した解重合ケミカルリサイクル技術を活用して、バージン素材と同等とされる再生繊維を開発した。 日東製網はこの繊維を使ったまき網を製造しており、11月から大洋エーアンドエフの沖合漁船第21大洋丸に試験配備される。
3社は新しい漁網の商業的実現可能性を確認したいとしている。 試験結果次第では2023年12月の市場導入を目指す。
「漁網用のナイロン繊維から繊維へのリサイクル技術の開発への取り組みは、繊維業界全体が資源の節約とリサイクル、サプライチェーン全体での廃棄物の削減による循環経済の実現に貢献する道を切り開きます。」と同社の大矢光雄社長は述べています。東レ。
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